梅花流創立60周年記念奉讃大会。




5月29日〜30日


梅花流創立60周年記念奉讃大会が幕張メッセで開催されました。
日本全国47都道府県の講員さん、さらに北米ロサンゼルス在住の梅花講員さんもご参加くださいました。

2日間延べ16000人の梅花講員さんが相集い、ご詠歌をお唱えいたしました。


主催は「曹洞宗宗務庁」というところ。
普段わしが務めている「千葉県宗務所」は「曹洞宗宗務庁」の下部団体です。


大会運営スタッフとして27日から幕張詰めで参加してまいりました。




ご詠歌」という「道」を共にする全国のお仲間が一年に一度、一堂に会し同じひと時を過ごします。
全国にはこんなにたくさんのお仲間がいる事を知り、なんとも言えない感動があります。





「開会式」
天井から散華が舞い降りて荘厳な雰囲気の中、永平寺總持寺の両本山の禅師様がお見えになりました。
両本山の禅師様が檀信徒の前でご一緒にお姿をお見せになるのはおそらくこの日だけでしょう。
とても貴重なことです。





「法要」
法要中、特派師範の模範奉詠をくださいます。
普段わしがお唱えしているのが恥ずかしい。
すばらしいお唱えに、梅花に対する熱意が湧き上がりました。
わしも少し上を目指そうと思います。

東日本大震災の物故者の供養法要を行い、献灯献花をしました。
宮城や岩手からお越しになった方々の中には涙を浮かべている方もいらっしゃいました。
8000人みんなでご供養の心を捧げました。





「登壇奉詠」
全国大会のメイン。
各県の代表の講員さんが舞台の上でお唱えします。
千葉県は地元開催県ということで一番最初に登壇しておもてなしをいたしました。
一緒に登壇したのは東京都と埼玉県。
日頃のお稽古をしっかりとご披露してまいりました。
登壇された方の笑顔が印象的です。





「余興」
歌手の「新沼健二」さんが1時間(くらい)のステージ。
5曲くらい歌ってくれました。
講員さん方は大喜び。
残念ながらわしは新沼健二さんを知りませんでしたけど、歌はめちゃくちゃ上手でした。
見た目は普通のおじさんです。
トークの切り替えしが上手で面白かったです。





「閉会式」
8000人の方が一気に帰るとなると大変です。
県単位で順番に誘導し、少しずつ少しずつお帰りを誘導します。
帰る時、変える側見送る側。
みんなお互い手を振り合い、「また来年お会いしましょう」といってお別れをします。



普段生活をしている時は見ず知らずの人ですが、
この場に居合わせますと、8000人がすべて「同じ道を歩む仲間たち」になるのです。




梅花養成所を一緒に過ごした全国の同期や梅花を通じて知り合った大先輩方ともお会いし、
忙しくも楽しい時間を過ごしました。



そんな2日間を過ごしてまいりました。
準備を入れると述べ4日間。

慣れない革靴で足にマメができました。



今夜はゆっくりと休んで寝ます。






「同行御和讃」
同じ仏の御子として 
むすぶ心の浄き友
互いに励ましいたわりて 
同行同修の道をゆく









ではでは。
GOGO和尚  合掌





^^