祝!上棟式。


本日、おかげさまで上棟式を迎えることができました。
天候にも恵まれとても過ごしやすい一日でした。


柱が一本一本立つごとにどんどん頑丈になっていくのが分かります。
複雑な構造なのに寸分の狂いもなく収まっていく様を見て感動しました。


大工さんって格好いいですね。







予想以上に丈の高いサイズでした。
朝から夕方にかけて一日中陽が差し込みます。


お茶休憩の時に足場の上へ上がらせていただきました。
なんだか現場は神聖なものに感じられて、素人が立ち入ってはいけないような気がしました。






夕方4時。
無事に棟上げが完了。
般若心経を読誦いたしました。





おもてなし。
皆さまお忙しい中お出で下さいましてありがとうございました。


これから大工さんが心を込めて庫裡を造ってくださいます。
完成が楽しみです。



今回の上棟式には建設委員会の皆さまにご出席いただきました。
落慶の際には檀信徒の皆さま全員と喜びを分かち合いたいと思います。




お力添え頂いておりますたくさんの方々に感謝申し上げます。






金剛寺  合掌

東日本大震災。

3.11


あの大災害から3年が経ちました。


3年の月日は長いようで短いものです。
日本全体を覆っていた悲壮感のようなものは徐々になくなりました。
東京オリンピック開催が決定するなど明るい話題も多くなりました。


誰もが笑顔で暮らす権利があると思います。
しかし、その笑顔の影では誰かが涙を流しているということを忘れてはいけないと思います。



日々当たり前と思っていることがどれだけ貴重でありがたいことか。
今一度自分の笑顔の源を振り返ってみてはいかがでしょうか。





わしは今日もおいしく御飯を頂きました。

農家の方が丹精込めて作ったお米です。
雨にも負けず風にも負けず根を張ったお米です。
嫁が絶妙の水分量で焚き上げてくれたお米です。
一粒一粒のお米が命の輝きを放ちながら茶碗の中に納まっています。


お米を食することのできるありがたさを深く噛みしめながら掌を合わせ

「いただきます」

全てのご縁に感謝の心を込めて今日も御かわりをいたしました。





東日本大震災

亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。
未だ避難生活を余儀なくされておられる方々にお見舞い申し上げます。





金剛寺  合掌

薬師瑠璃光如来の点眼式。

長生郡睦沢町の実家のお寺にて



新しいご本尊様「薬師瑠璃光如来像」が点眼式を迎えました。

この薬師瑠璃光如来像は仏師「山本海老和氏」の手により2年かけて制作されました。
重要文化財の修復なども手掛ける著名な仏師です)



実家のお寺には仮のご本尊様が安置されておりましたが、長らくご本尊様が不在でした。
ご本尊様開眼は父である住職の長年の念願でした。



近隣のご住職方にもご参集賜り、盛大に点眼式法要が営まれました。






法要のあとには清興

曲芸師「ぼんぼんぶらざーず」
昭和の香り漂うレトロな曲芸が郷愁を誘います。
http://www.geikyo.com/profile/profile_detail.php?id=178


落語家「山遊亭金太郎」
さすが真打。巧みな話芸で本堂内に大きな笑い声が絶えませんでした。
http://www.geikyo.com/profile/profile_detail.php?id=93




清興のあとは祝賀会。
ご寺院さん、檀家さん、
建設業者さん、仏師山本氏、
ボンボンブラザーズ、山遊亭金太郎師。

みなさんで大いにお食事を楽しんでいただきました。




400年の歴史の中で間違いなく特別な一日となりました。






わしが住職を務めております金剛寺
3月12日にいよいよ庫裡の上棟式を迎えます。


お祝いが続くことは誠にありがたいことです。



お寺は皆さまの心の拠り所。
いつまでも明るく元気になれる場所であり続けたいと願います。



合掌    







^^

写経会とご詠歌に親しむ会。

2月26日。

写経会
午前10時より写経会を開催しました。
4人の方に参加いただきまして厳かに書に親しみました。

調身 ・・・ 身を調え
調息 ・・・ 呼吸を調え
調心 ・・・ 心を調えます。


写経は字が上手である必要はありません。
心を調えてただひたすらに書に親しむことです。
無心無心無心。


文字には筆者の心が映されております。





ご詠歌に親しむ会
午後1時よりご詠歌に親しむ会です。
写経会に引き続きの方と午後からの方で3人の方がご参加くださいました。



今回ご紹介の曲
「無常御和讃」
 人のこの世の儚さは 黄泉路に急ぐ 露の身の 
 しばし仮寝の旅枕 あわれ常無き世なりけり

とても悲しい曲です。
お通夜の時にこの曲をお唱えいたします。
この曲を広くたくさんの方に知っていただいて
いつの日かご参列の方全員で一緒にお唱えすることができたら素晴らしいですね。




次回は

3月19日(水)
写経会:午前10時より
ご詠歌:午後1時より

是非ご参加ください。


合掌   ^^

雪の上の雪と初節句。

まさか今日も雪が降るとは思いませんでした。



朝7時半から10時まで雪かき。

何とか境内地入口と墓地通路だけは除雪完了。



と思いきや、掻いた先から積もっていきます。

追いかけっこでしたが制限時間がきたので雪かき終了。



帰り際にお留守番さまを招聘。



足元にはくれぐれもお気を付けください。







さて。
午後からは睦沢の実家のお寺で娘の初節句

じじばばと一緒に会食。


ゆったりとした時間を過ごしました。


大雪の地鎮祭。

〜 大 雪 〜


8日に降った大雪。
馬立では40cmくらい積もりました。





墓石の上に積もった雪が帽子みたいです。
ここが千葉県であることをつい忘れてしまいそうな景観です。





山門脇のお地蔵さん。
笠はかぶっていません。





雪かきの手伝いのつもりが雪が深すぎて何もできませんでした。
初めての大雪に大はしゃぎの長男です。

結局3時間かけて本堂前と入り口付近をちょっとだけしかできませんでした。


「掻いても掻いても白い雪」


とにかく腰が痛い。
雪国に住む方々に改めて敬意を表します。







〜 地鎮祭 〜


日が明けて10日。
地鎮祭の日ですが、このままでは地面が見えない。
午前6時半ころから雪かき再開。





午前9時。
無事に地鎮祭を厳修いたしました。
役員さん、朝早くからありがとうございました。


地鎮祭の前に雪掻き。
金剛寺の歴史に一つ思い出が加わりました。
ひとつひとつ、いろいろな方々のお力添えをいただいております。
きっと皆様の志の整った庫裏ができるであろうと思います。


工事、無事、大事。



どうぞよろしくお願いいたします。



金剛寺 合掌

金剛寺「庫裏解体」

半年ぶりの更新になってしまいました。

今更ですが本年もよろしくお願いします。



さて。



かねてより進めてまいりました金剛寺庫裏建設事業。
さまざまな書類審査を終えて、いよいよ工事に着工しました。











本日午前8時より金剛寺庫裏建設委員の皆様にお集まりいただきました。


庫裏に対して報恩感謝の読経。

壁のトタンをはがします。

重機投入。
お寺が食べられていくようです。






一休み〜
廃材を集めました。


解体されていく庫裏を見て涙が出そうになりました。



この地に建立されておよそ半世紀。
長い時間お寺の庫裏として法を護り保ってきた建物です。


庫裏から出てくる古い食器や古い書類。
金剛寺の歴史が詰まっていました。


積み重ねた歴史を断ち切ると思うと責任の重大さに身が引き締まります。




再生の為の解体。




次世代へ歴史をつなぐため、解体しながら志を改めて見つめなおす次第です。




本日ご助力いただきました建設委員の皆様、ありがとうございました。







金剛寺  合掌




^^