東日本大震災。
3.11
あの大災害から3年が経ちました。
3年の月日は長いようで短いものです。
日本全体を覆っていた悲壮感のようなものは徐々になくなりました。
東京オリンピック開催が決定するなど明るい話題も多くなりました。
誰もが笑顔で暮らす権利があると思います。
しかし、その笑顔の影では誰かが涙を流しているということを忘れてはいけないと思います。
日々当たり前と思っていることがどれだけ貴重でありがたいことか。
今一度自分の笑顔の源を振り返ってみてはいかがでしょうか。
わしは今日もおいしく御飯を頂きました。
農家の方が丹精込めて作ったお米です。
雨にも負けず風にも負けず根を張ったお米です。
嫁が絶妙の水分量で焚き上げてくれたお米です。
一粒一粒のお米が命の輝きを放ちながら茶碗の中に納まっています。
お米を食することのできるありがたさを深く噛みしめながら掌を合わせ
「いただきます」
全てのご縁に感謝の心を込めて今日も御かわりをいたしました。
亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。
未だ避難生活を余儀なくされておられる方々にお見舞い申し上げます。
金剛寺 合掌