計画停電。

昨日午前と夕方と2回停電になりました。
今日も今朝から停電です。

生活の不便は否めないところです。
ですが、国家の一大事。
暗闇の中、寒さに向かい合う事がそのまま被災者の方々の支援へつながると信じているため全く苦に感じません。



ちょこっと感じたことを。



①交通のこと。
停電になると信号も黒になります。
大きな交差点ではお巡りさんが手信号で管理してくださいますが、小さな交差点ではそうはいきません。
交通の混乱を覚悟していましたが、実際はそうはなっていませんでした。

本来であれば信号のある交差点は対向車の動向を注意します。
左右から来る車にはあまり注意を注ぎません。
いつも通りの運転では危険です。
安全確認の前提が変わります。

これは歩行者・自転車の方々も同じことが言えると思います。
「車が止まってくれるだろう」
の意識は辞めましょう。



②マナーのこと。
今朝の停電中の出勤は混乱が予想されていましたが、そうでもありませんでした。
交差点ではがお互い譲り合い、歩行者へも配慮してました。
渋滞末尾でも右折左折譲ってくれるかたが多かったです。

非常時にこそ出てくる人間性
日本人の根底にある互助気質に改めて感動しました。



③鳥の声のこと。
今朝の停電は朝6時40分頃でした。
テレビを見ていると突然電源オフ。
急に静かになったら、庭でさえずるスズメの声がよく聞こえました。




普段の生活ではなかなか気づけないことをたくさん気づかせてもらった気がします。
電気が無い。
暖房が無い。
情報が無い。
自然や人のご縁と共に生きている。


これは僧堂での生活そのものではないですか!