被害が甚大です。
日が進むにつれてどんどん明らかになる被災者の方々の姿。
報道は震災直後の被害状況の伝達から、被災者の声にシフトしてきました。
そこで明らかになる地震と津波の恐怖と喪失の哀しみ。
いたたまらない感情でいっぱいです。
震災の影響は千葉県に住む我々にも深刻な状況となって表れてきました。
電気とガソリン。
生活の根幹となっている2大エネルギーの供給不安定が生活に直撃しています。
電車は動いておらず、車もうかつに動かせない。
どうしたもんか右往左往の状況です。
改めて思います。
我々が享受している「日常」というのは如何にゆるい土台の上に成り立っているのか。
「当たり前」と思っていたことは実はとても貴重な瞬間の連続であるということです。
我々は明るい電気の世の中に慣れすぎて、月の明るさのありがたさを忘れているのかもしれません。
なんでも手に入るのに慣れすぎて、一粒のお米のありがたさを忘れているのかもしれません。
もう一度振り返ってみましょう。
「今、命をいただいている事が何よりのしあわせです」
亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。
避難されている方々の御苦労をお察しします。
今なお救助を求めている方の踏ん張りを応援致します。
比べ物になりませんが、
我々も苦労を共にして、我々の出来ることから一大事に向かい合います。
文亮 合掌