原点に帰る、石川県。

前回の日記、中途半端なところで終わってしまいました。




石川県輪島市 「大本山總持寺祖院」
10年前、わしが修行時代を過ごしていたお寺です。
わしの僧侶としての原点。
石川県はすでにわしの故郷です。



毎年9月12日から15日まで、「御征忌」と言われる大法要が行われます。
修行を終えて娑婆に戻っても、毎年必ずお手伝いに行っています。
今年は11日夕方出発、13日深夜帰宅。
スケジュールの合間をぬって弾丸行程で行ってきました。



原点に帰るというのは大切なことですね。
金剛寺の住職を拝命し、3年目を迎えています。
金剛寺の事。
宗務所の事。
家族の事。
どれも大切なことですが、一番の基礎となるべき僧侶としてのベースを振り返るいいご縁をいただきました。



住職として供養の為に読経したり、ご詠歌を奉詠したり、法話をしたり。
最近は行動の源に「理由」があったような気がします。
本山に於いては「理由」など無く、ただひたすらに「無心」で読経し、坐禅をし、作務をしていました。




先日、「自他一如」と「実践」という志を檀信徒の方に思い出させていただいた事を日記に記しました。
ありがたくも今回、本山の大法要に随喜させていただき、修行中に感じていた純粋な思いが蘇ってきた気がします。





原点に帰る。



そんな本山随喜でした。





たまには原点に戻ってみるのもいいものですよ。




ではでは。
GOGO和尚  合掌





^^